道具選びのポイント:上達するために実はとても大事な道具
2016/01/20
ポイント『ラケットと自分の身体との接点に注目!』
おざなりになりがちな実は大事な道具
ラケットは新商品をチェックしたり、シューズもすり減るので一定期間ごとに買い替えたりしますよね。
でもみなさん見落としがちですが、実はとても大事な道具が一つあります。
テニスをするときにはほとんどの人が必ず使っていて、しかもある程度使い古しても、あまり皆さん気にせずに使っています。
しかも、そんなに高いものではないので、なおさら後回しにされがちなものです。
それは、、、
グリップテープです。
では、なぜグリップテープがそれほど大事なのでしょうか?
ラケットと自分の身体との接点
当たり前のことではありますが、グリップテープは自分の身体とラケットとの接点になります。
これまでの技術解説などをご覧頂いている方はお分かりいただけると思うのですが、テニスの技術をうまくなるためには、ラケットの力をいかに引き出してあげるかが、ひじょうに大事なポイントとなってきます。
そのために、身体の力を抜いて、ラケットの動きを身体が邪魔しないようにすることが大事になってきます。
では、もしそんなときに、グリップが滑りやすくなっていたら、どうなるでしょうか?
まず、ラケットが滑らないように、グリップを強く握っていくと思います。
そうすると、不要な力が手に入ってしまいますね。
不要な力が手に入ってしまうと、せっかく身体の回転で生み出された力が、ラケットに伝わる前に手で邪魔をされてしまいます。
また、意識が手にいきやすくなってしまうので、身体の回転運動が意識されづらくなってしまいます。
そうなると、せっかく上達して徐々に身体によい動きが身についてきたとしても、どんどん手打ちになってきてしまいます。
グリップテープの交換時期
では、どの程度の頻度でグリップテープを交換していけばよいのでしょうか?
交換する頻度は、どの程度のペースでテニスをされているかによりますが、週1回程度のペースでテニスをされる方でも、2ヶ月に一度くらいは交換されることをおすすめしたいと思います。
目安としては、色が変化してきたり、ラケットを持った時の感触が新しい時と異なってきたら交換が良いと思います。
もしウェットタイプを使われている方でしたら、ウェット感がなくなってきたら、交換ですね。
なんとなく後回しにしがちで、また見落としがちですが、こまめに交換することで、技術も上達していきます!