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原因と結果の法則【テニス上達コラム】

      2017/01/29

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今回は、本をご紹介しようと思います。皆さんは『原因と結果の法則』という本をご存知でしょうか?

もしかしたら、ご存知のかたも多いかもしれません。この本は歴史上もっとも多くの読者を獲得してきた、と言われるほどの世界的名著です。

ものすごく当たり前のことを書いているのですが、本当に大切な深いことが書いております。もしまだお読みでない方は、ぜひ読んでみてください。少しだけエッセンスをご紹介しますね。

自分がいま感じている、周りの環境や成功という『結果』は自分の内側にある『原因』によって作られている。そしてこの法則は『つねに絶対であり、ゆらぐことがない』と著者は説きます。

つまり、いま出ている『結果』は自分の内側にある『原因』が生み出している、ということです。

たとえば、テニスである結果が出たとします。フォアハンドでミスをしたとしましょう。その場合、必ず原因は自分にあります。例えば、ボールとの距離感だったり、打ち方だったり、といった原因によって結果が生まれています。

私がなかなか、上達しなかった時は、いつも『結果』にばかり目がいっていました。

『あ~、アウトしてしまった』『また入らなかった』

このように結果にばかり気持ちが左右され、なぜそうなったのか、という原因に目を向けられていませんでした。

そしてさらに著者は説きます。『自分の思いを、はかない夢物語やあこがれ、妄想などの上に漂わせたりするのではなく、その目標に集中して向け、意欲的に達成をめざすべきです。』

胸に刺さりますね。

そして、『個々の失敗は、それぞれが輝かしい未来に向けた新しい出発点にほかなりません。失敗は成功にいたる通過点だと信じ、あらゆる状況を自分のために機能させることができる人こそ、価値ある物事をみごとに達成することができます。』と説きます。

そうなんです。『失敗』というのは、あくまでその一瞬を切り取っただけのものであり、もしかしたら、その『失敗』が『成功』につながる種になるかもしれないのです。ですが、大切なことは、そのように捉えている人にしか、『失敗』を種にしていくことはきっとできないのでしょう。

厳しい言葉ですが、成長させてくれますね。自分ももう一度読み返します!みなさんもよかったらぜひ!

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