ボールがうまく打てない原因を整理する【テニス上達コラム】

 

 

今回のテクニックコラムは、『うまく打てない原因を整理する』です。

動画の中で、時々私が
『身体で生んだ力をできるだけ邪魔しないようにラケットからボールに伝える』
とお伝えしているフレーズがあります。

実は、このフレーズは、私の中ではかなり大切なポイントになっています。
このポイントを何回かにわけて解説しながら、いくつかのポイントをお伝えしていきたいと思います。

ボールをうまく打てていない時、具体的に言うと、狙い通りの場所に思い描いたボールを打てていない時、というのは突き詰めていくと、２つの状況に整理することが出来ます。

１：自分とボールとの関係がうまく作れていないため、スイングが乱れてしまう
２：自分とラケットとの関係がうまく作れていないため、スイングが崩れている

時々テニスの技術を教えていらっしゃるかたで、
『とにかくコンタクトポイント（打点）を作ることが大事だ』とおっしゃる方がいらっしゃいます。
たしかにその通りで、結局はボールを相手コートに狙った場所に打つことがゴールなので、ボールとラケットが当たるポイントをどのように作るか、というのは大事なポイントです。

そこで出てくるのが、１つめの『自分とボールとの関係をうまく作る』というポイントです。
要は、ボールと自分の身体とを、空間的にも、時間的にも、適切な関係を作ってあげる、ということが大事なポイントです。

この時のポイントは、ごくごく当たり前のことですが、『ボールは自分の思い通りには飛んでこない』ので、自分がボールの動きに合わせてあげることが大切なポイントです。

今回は、まずこの、
『ボールと自分との関係を作ること』
『自分の動きを、ボールの動きに合わせること』
をお伝えしたいと思います！
ぜひ気をつけてプレイしてみてください！

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