しくじらないためのテニスの取組み方!こんなふうに考えていたら要注意!第4回
2017/01/10
ぬるま湯で過ごしたテニススクール
高校テニス部をやめた私は、テニススクールに通い始めました。
通い始めたテニススクールは、わりと新しくできたスクールで、ジュニアの育成に力を入れようとしていたところでした。
ご存知のかたも多いかもしれませんが、ジュニア育成をしているテニススクールは、昔から強い選手を輩出しているところが多く、そのようなスクールのレベルは
ものすごく高いものがあります。
そして、そのようなスクールに入るには、入会テストがありました。
たとえばですが、千葉にある志津テニスクラブは、昔から強い選手を輩出しています。プロで活躍する選手も輩出しているクラブですが、ジュニア時代にこの志津テニスクラブの選手と対戦した時は、0-6,0-6でコテンパンにやられました。。。
一方で、私が所属したテニススクールは、ジュニア育成に力を入れようとしていたものの、まだまだ選手が集まっているわけではなく、入会の面接もありましたが、少し経験のあった私は、すぐに入ることが許されました。
そのようなスクールなので、同世代で自分より強い選手は、上記に挙げたような名門クラブに所属しており、同じスクール内での同世代ではあまり強い選手がいませんでした。
ですので、もっぱら練習するときは、コーチたちに相手をしてもらったりしていました。逆に言うと、相手は年上なので、『負けても仕方ないよね』と言い訳できる状況でした。
まさにぬるま湯のような状況でした。
そんなスクールでの自分のダメ人間ぶりがわかるエピソードをご紹介しますね。
ある時こんなことがありました。
3歳か4歳年下の女の子で、少し戦績のある子がいました。
上にも書いたように普段私は、コーチと打ち合いの相手をしていただいていたのですが、この日は、コーチからこの女の子と練習をするように、と言われました。
そこで私は
『なんで自分がこんな年下の女の子なんかと練習しなきゃいけないんだ』
と思い、コーチにもそれを意見しました。
プライドとエゴのかたまりですね。何様なのでしょう。今なら思います。
ですが、当時のコーチは、優しいコーチだったので、『それも必要なことだ』と言われましたが、自分は嫌々ながら練習をしていました。
もし、自分がコーチだったら、叱り飛ばしてやりたいです。。
相手が誰であろうと、自分の課題をきちんと認識していたら、できる練習があるはずです。
この頃の自分の発想はすべて
『誰々がこうだから』『環境がこうだから』
とまわりのせいにしていました。
このエピソードでの自分の発言の裏には
『こんな女の子と練習して、自分がうまくなれない』
という、これまた自分ができない理由をまわりのせいにしている自分がいました。
こんなふうに、テニススクールに場を移しても、相変わらずまわりのせいにしている自分がいました。
(続く)