しくじらないためのテニスの取組み方!こんなふうに考えていたら要注意!第7回
2017/01/10
まったく勝てない大学時代
高校時代を経て、とうとう大学へ進学となりました。
高校時代を経て、プライドだけが大きく成長し、実績が伴っていない自分は、大学でこそテニスで結果を出そうと思っていました。
ですが、日本のテニスの世界では、高校生までは多くのテニススクールでジュニア選抜のようなコースが有るのですが、大学に入ると、なかなか民間のテニススクールではそのような練習の場がありません。
大学在学中に、テニスを一生懸命やるには、
・テニススクールでアルバイト等をしながら、空き時間にコーチ陣と練習をする
・大学でテニス部に入る
という二択くらいしかありませんでした。
そして、私は後者を選びます。
私が入った部活は、比較的強豪で、関東の大学で1部リーグに所属していました。
ご存知のかたもいらっしゃるかもしれませんが、大学テニスは、男子は1部リーグ~7部まであり、1部~6部までは1部あたり6校で、7部には40~50校ほどの大学で構成されています。
そして、秋にリーグ戦(私が所属していた時は春だったのですが)が行われ、各上位2校と下位2校が入れ替え戦を行っていく、というかたちで試合が行われていきます。
私が所属したテニス部は、かなり厳しい部活でした。たとえばですが、
・入部して1ヶ月間は、毎日朝一番に来てコート準備などを行い、夜最後に後片付けをして帰る
・団体戦前になると、メンバーになれなかった1年生はボールボーイをする。
そして、ボールボーイで手を抜いていたり、声が小さいと上級生から判断されると、まわされる
(30分くらいの罰としてのランニングです)
・団体戦の前の練習では、練習前に全員で部の歌を絶叫で歌う。もし声が小さかったらまわされる。
・団体戦の応援は、もちろん絶叫でする。もし声が小さかったらまわされる
・練習が終わり、夜になって暗い中をコート周辺にボールが落ちていないか確認作業をするのですが、翌朝になってボールが落ちているのを上級生に見られたら、まわされる
・「まわし」が30日以上たまると、坊主になる
等々。。。。
そんな部活でした。
当時は、4月に大学のリーグ戦(団体戦)がありました。ですので、入部したら、すぐに団体戦のメンバーを決めるための部内戦がありました。
その部内戦では、初戦負けはしなかったものの、まぁ高校時代大したことがなかった自分はメンバー入りには至りませんでした。
そこで、当時の南部君は何を思ったと思いますか?
ヒントは、このメールの少し上の方に書いてあります。。。。
そうです!
『入部して1ヶ月間、毎日朝一番に来てコート準備などを行い、夜最後に後片付けをして帰るなんて生活してたから、きちんと試合に向けて準備できなかったんだ』です!
高校の時は、そこで部活をやめていましたが、大学に入ると、他でテニスをするという選択肢も限られているので、心のなかで不満を抱えながらボールボーイをやりました。
上級生からちゃんとやっていないと怒られても『自分はちゃんとやってるし!』と思っていました。
(続く)