しくじらないためのテニスの取組み方!こんなふうに考えていたら要注意!第18回
2017/01/10
実戦につながるための練習をする
こうして、ボレーは捨て、バックはスライスだけで勝負し、フォアはグリップを変えました。
ここから、冬の期間で、すべてのストロークショットをひたすら単純な練習で磨いていきました。
当時の、学校のコートには、球出し機がありました。
ですので、朝から晩まで球出しマシンを使って、ひたすら、各ショットの練習をしていました。
この時期、全体の決められた部活練習では、ラリーなどの練習をしましたが、自由練習の時間はすべて球出しで、単純なボールをひたすら打って、フォーム改善をしました。
そして、ビデオを自分で撮影し、フォームをチェックし、そしてまたボールを打つ。ひたすらそれを繰り返していました。
取り組んでいる当時、果たしてこれで春の試合に間に合うのか、各ショットができるようになるのか、まったく確証はありませんでした。不安との戦いでした。
この道を歩んだとしても、結果が出るとは限らない。
ですが、自分にはそれしか道はないと思っていました。
当時、自分がどのように練習メニューを組んでいたか、どのように取り組んでいたかを少しご紹介しようと思いますが、その前に、当時私が目指していたプレースタイルをご説明しますね。
当時の自分のプレースタイルは、
・回りこんでフォアハンドの逆クロスショットをベースとしたラリーをしながら、
・回りこんでフォアハンドの逆クロスでややショートクロス気味に狙って、
相手を追い出し、
・次のボールをオープンコートに狙う
というパターンを考えていました。
このようなパターンを考えるときは、うまくいったケースは良いのですが、うまくこのパターンにはまらない時に、どう対応していくか、がポイントになります。
当時の私のパターンで行くと、
・私のバックに打たれた時に、どうフォアハンドの展開に持っていくか
・フォアで回りこんで相手のバックに打ったボールを相手がストレートに
返してきた時にどう対応するか
が大きなポイントでした。
ですので、このパターンを想定しながら、1つずつの練習を組み立てていきました。
(続く)