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試合で勝つためのメンタル改善法⑥ 『試合の振り返り方(メンタル編)』

      2016/01/20

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試合で勝つためのメンタル改善法⑥『試合の振り返り方(メンタル編)』

ポイント『負け方に注目する』

あ~、また負けちゃった。。。

 

前回の試合ののぞみかた(メンタル編)に関連して、試合の振り返り方について考えてみましょう。

テニスで一生懸命に強くなろうとすると避けて通れないのは負けることです。

しかし、ただ一言で「負け」と言っても、その負け方には様々なものがあります。

たとえば、試合序盤から自分のプレーに集中できずにそのまま負けてしまったケース

たとえば、途中から盛り返し、一時は優勢に立ったけれども、そこからアンフォーストエラーが出てしまい、負けてしまったケース

最初から最後まで緊張してしまい、いつもどおりのプレーができないケース

相手のプレーヤーのミスジャッジで感情的になってしまい、その後そのポイントが気になってしまって、冷静なプレーをできないケース

このように「負け」にもいろいろな負け方があります。

 

『負けた』だけで終わらせなければ、道がひらける

 

負けてしまった時というのは、やはり嫌な気持ちになったり、自分を低く扱ったり、これまでの努力が無駄になったと思ったりしてしまいがちです。

ですが、ここでどういう姿勢で『負け』を捉えるかで、次のステップが変わってきます。

未来の勝負に勝つか負けるかは、いまのあなたがどう『負け』を捉えるかで変わってくるのです。

 

結果を受け止める

 

まず、はじめに「負け」という結果をきちんと見つめることが大事です。

誰しもが負けることは嫌なことだと思います。

ただ、少し見方を変えてみましょう。

考えてみれば負けることはよく起こりうることのはずです。一つの大会で一人の優勝者以外は、必ず負けるのですから。
また、負けた経験や、うまくいかなかった経験があったからこそ、それを糧にして成功した、という話を聞いたことがありませんか?

多くのプロ選手や成功者は語っています。ぜひ下記リンクのページも御覧ください。

http://matome.naver.jp/odai/2141317782826529701

 

次に繋げる負けにする

 

負けてしまったという結果は、もう変えることはできません。どんなにやり直したくても、試合の前に時間を戻すことはできないのです。

では、あなたにできることはなんでしょうか?

それは「負け」という結果を見据えて、それを味わいきることです。

成功する人、勝利する人は、このプロセスを必ず行っています。

負けたという結果に対して、いじけず、逃げず、正面から見据えて、次につなげるための糧にしています。

そして、もしこの負けから逃げた場合、必ず同じ課題が巡ってきます。
そうです。この負けを活かすのも殺すのもあなた次第なのです。

 

もしこの負けから逃げて、見てみぬふりをすれば、必ず同じ負けがくるでしょう。

しかし、きちんと向き合えば、次に同じ場面が来た時には、対処できるでしょう。

それでは、どのように向きあえばよいのでしょうか?

 

どう負けたか

 

それは、どのように負けたかを、具体的に振り返り、そしてその心のくせをなおす練習をしましょう。

たとえば、試合で優位にたったあとに、早くポイントが取りたいがためにショットの選択を誤ってしまって、巻き返されたとします。

(ちなみに私はそうでした。。)

最もわかりやすいのがマッチポイントですが、誰しも
「早くこのポイントをとって終わらせたい!」と思うのではないでしょうか。

しかし、このように思っているのが心のくせです。

その心のくせを素直に認めてみましょう。

そして、ではどのように捉えればよいかを考えてみましょう。

「あ、自分はそういうくせがあるんだ。だから、あそこのフォアハンドで無理をしてエースを狙いに行った。でもどんなポイントでも、いまの自分のフォアハンドの技術や確率というのは変わらないはず。だからその判断をどんな状況でも正確できるようにしよう。
そして、そういう自分が欲しいポイントほど、腹を据えて取り組むようにしよう。」

「よし、これを改善するために、明日からのポイント練習で特に勝ち負けを決める時のポイントでこれを意識してみよう。そして、それを積み重ねた一ヶ月後に試合の予定を組んで、このポイントが改善されているか、試してみよう」

たとえば、このようなかたちで考えられたら改善のプロセスがまわっていくことでしょう。

大事なことは、ただ負けたということではなく、「どう負けたか」を見つめ、それを次に活かしていくことです。

あなたが試合でより高いパフォーマンスを出せることを祈っています!

 

 

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 - 取り組み方・メンタル